2008年11月05日

ブレイブ・ストーリー 宮部みゆきのファンタジー小説?

最近、本を選ぶ場合、直感で選ぶことがあります。ある本をきっかけに、意外と直感的に買ったほうが面白いのではないかと思い始めました。

ところが、そう思って探してみると、なかなか、これだ!という本が現れません。どうしようかなと思っているところで目に付いたのが宮部みゆきです。

平積みになっている本もあるし、「模倣犯」なんて、結構有名だし、ちょっと手を出してみても良いかな、などと思い、WonderGooの古本コーナーに行きました(私は、本は、もっぱら古本です・・・)。そして、宮部みゆきを探すと、そこに、ブレイブ・ストーリーがあったわけです。

映画化されていたので、名前は良く知っていました。え、これ、宮部みゆきだったの?という驚きもありました。そして勢いで上巻を買ってみたというわけです。

さて、前段が長くなりましたが、ブレイブ・ストーリーについてです。

いろいろと感想はあるでしょうが、私的にはファンタジー小説だと思います。空想の世界を旅しなが成長する主人公、人間とは異なる形相の登場人物、魔法あり、剣あり、戦いあり、です。

という見方をしながら読むと、上巻はあまり面白くありません。上巻はひたすら、現代の小説です。主人公は、マンションに住む核家族の一人っ子、あるとき両親が離婚して、みたいな現代の話です。もちろん中巻、下巻のファンタジー冒険につながる布石の巻なので必要なストーリーですが、個人的にはちょっと前段が長い感じがしました。

さて、中巻ですが、このあたりから主人公は空想の世界の旅を始めます。まだ仲間もいないし、様子もわからないので、深く入り込めないですが、それでも、次はどうなる? 的なわくわく感は少しづつましてきます。

そして、下巻、この辺りになると、登場人物も物語の世界も良くわかってきて、近親感もわいてきます。主人公もだんだんと強くなり、ストーリーはクライマックスに向けて盛り上がってきます。

ワタル(主人公)は、目的地にたどり着けるのか?
目的地にたどり着いてかなえる望みはなにか?
ワタルの運命は?

いやがうえにも盛り上がります。早く続きが読みたいという状態になります。

総じて、非常に面白い小説でした。

かなりお勧めだと思います。
posted by sunny at 00:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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